20代からはじめる資産形成　おすすめの資産形成のはじめ方

大学生から一人暮らしをスタートし、自分でお金の管理をするようになりました。

そして、社会人になったタイミングで株式投資を始めて、20代のうちに1,000万円の資産を築くことができました。

株式投資を始めたときには、あまり勉強もせずに個別株の取引から始めたこともあり、最初は数十万円を溶かすようなこともありましたが、今では早めに投資に触れることができてよかったと思っています。

今回は、投資を始めたきっかけとおすすめの資産形成の始め方について紹介したいと思います。

20代から資産形成をはじめたきっかけ

私が20代から資産形成をはじめるきっかけは入社する会社の従業員持ち株制度にふれたときです。

大学生の時にある程度の貯金があったのと、社会人になって定期収入ができることでお金にも少し余裕ができると思って、楽天証券とSBI証券の口座を開設して、株式投資を始めてみました。

証券口座を開設し、投資を始める前は株式取引はお金をたくさん持っている人がするものだと思っていました。

しかし、これまで資産形成を進めてきたなかで、投資のおかげでお金が増えた部分もあり、今ではたとえ金額が少なくても早めに投資に触れてきてよかったと感じています。

20代からの資産形成はじめ方

勉強もせず、個別株から始めて遠回りしましたが、20代から資産形成をするにあたっておすすめの手順は次の4つです。

生活防衛費を準備する

生活防衛費とは、万が一の事態に備えた資金のことです。収入が減ったり、想定外の支出が増えた時に備えてお金を準備しておきましょう。

目安は3ヶ月〜半年分の生活費と言われています。投資にあてるお金は長期的に運用していくことが前提となりますので半年間で必要になりそうなお金をつ投資に使うことはやめておいたほうがいいと思います。

ネット証券口座を開設する

生活防衛費の準備ができたら、証券口座を開設して投資を始める準備をしていきましょう。

銀行でも証券口座を開設することはできますが、手数料やスマホでの取引を考えるとネット証券で口座を開設することをおすすめします。

代表的なネット証券は楽天証券とSBI証券ですが、サービスとしてはどちらも同じくらい充実していますので最初に開設する口座はどちらでもいいと思います。

楽天ポイントなど楽天経済圏を利用している人は楽天証券、Vポイントなど三井住友SBI経済圏を利用している人はSBI証券で開設してみるくらいの気持ちでいいでしょう。

一般の銀行などで証券口座を開設すると、ネット証券に比べて手数料が高くなるのでおすすめはしません。

少額から投資信託の積立をはじめてみる

証券口座の開設ができたら、少額から投資信託の積立をはじめてみましょう。ネット証券なら月100円から投資信託の積立を始められます。

最初からたくさんのお金で始めるのではなく、お金が減っても大丈夫な範囲で始めて慣れてきたら少しずつ増やしていくほうがいいと思います。

投資ですのでお金が増える可能性と同時にお金が減るおそれもあります。必ず生活防衛費を準備したうえで余剰資金で始めるようにしましょう。

私はいきなり個別株から始めてしまいましたが、多くの方にはおすすめはできません。

個別株を始めるにはある程度の初期資金が必要になりますし、投資信託に比べて値動きが大きくなることも多いです。

個別株に挑戦してみたい方も投資信託で値動きなどに慣れてから個別株をはじめることをおすすめします。

投資先

最近ではインターネットを使ってさまざまな投資先にかんたんに投資できるようになってきています。

様々な投資方法がありますが、最初に始めてみるのであれば、投資信託が簡単でおすすめです。

投資は貯金と違い、日々値動きのあるものが多いです。

他の投資にも興味のある方は、投資信託などで値動きに慣れた後に勉強をしてから別の投資に挑戦してみるのがいいと思います。